GDN・YDAって何?2大ディスプレイ広告ネットワークの機能や特徴を詳しくご紹介します
日本国内でディスプレイ広告を運用するなら、GDN(Googleディスプレイネットワーク)とYDA(Yahoo!ディスプレイ広告)という2つの用語は必ず目にするでしょう。
しかし、最近Web広告について学び始めた方や、これからディスプレイ広告の導入を考えている方の中には、GDNとYDAの違いがよくわからない方も多いのではないでしょうか。
「GDNとYDAの違いをわかりやすく教えて欲しい」
「自社はどちらを使えばいいのか知りたい」
上記のような悩みを抱えるWeb担当者に向けて、本記事ではGDNとYDAの違いを解説し、どちらを使うべきかを紹介します。
GDNとYDAの違い6つ
GDNとYDAには、大きく6つの違いがあります。ここではそれぞれの違いについて、GDNとYDAを比較しながら解説します。
①広告プラットフォームの違い
GDNとYDAで大きく異なるのは、「広告プラットフォームの違い」です。
【GDN】
GDNはGoogleが提供するWeb広告ネットワークを指し、正式名称を“Google Display Network(グーグルディスプレイネットワーク)”といいます。
【YDA】
一方で、YDAはYahoo!が提供する広告ネットワークを指し、正式名称は“Yahoo! Display Ads”です。
Googleに広告を出稿するならGDN、Yahoo!に出稿するならYDAを使うと覚えておきましょう。
②広告アカウント作成手順の違い
広告を出稿するプラットフォームが違うということは、「広告アカウントの作成手順」も異なります。
【GDN】
GDNを利用してGoogle広告を出稿するには、Googleアカウントが必要です。
すでに個人のGoogleアカウントを持っている場合は、その個人アカウントに紐つける形でGoogle広告アカウントを作成できます。
【YDA】
YDAを利用してYahoo!広告を出稿する場合は、Yahoo!ビジネスアカウントを準備します。
こちらはGoogleとは異なり、個人のYahoo!アカウントではなく新たにビジネス用アカウントを作成する必要があります。
③配信先サイトの違い
GDNとYDAでは、「ディスプレイ広告を配信できるサイト」にも違いがあります。
【GDN】
GDNではGoogleサイトに加えて、Googleが提携する下記サイトにも広告を配信できます。
・livedoor
・nifty
・Rakuten Infoseek
・価格.com
・AllAbout
・その他
なお、Google AdSenseを取得した個人サイトにも広告を配信できるため、配信先サイト数は200万にものぼると言われています。
【YDA】
一方、YDAではYahoo!JAPANのほかに下記の提携サイトに広告が配信できます。
・MSN
・excite
・So-net
・朝日新聞DIGITAL
・Fresheye
・その他
YDAの提携サイトは公式の法人サイトのみです。
したがって、非公式の個人サイトにも広告を配信できるGDNの方が配信先サイト数が多くなります。
④ターゲティング機能の違い
「ディスプレイ広告を配信するユーザーを絞り込むターゲティング機能」についても、GDNとYDAでは異なります。
【GDN】
「ユーザー属性」でターゲティングする場合、GDNでは「年齢」「性別」「地域」「子どもの有無」「利用デバイス」「曜日・時間帯」「世帯収入」などの項目でターゲットを絞り込めます。
また「年齢」のターゲティングに関しては、「18~24歳」「25~34歳」「35~44歳」「45~54歳」「55~64歳」「65歳~」の6段階で設定可能です。
【YDA】
「ユーザー属性」でターゲティングする場合、YDAでは、GDNで上げた項目のうち「子どもの有無」と「世帯収入」は用意されていません。
したがって、子どもがいる親や高所得層に限定して広告を訴求したい場合はGDNの方が使い勝手が良いでしょう。
また「年齢」のターゲティングに関しては、「13~14歳」「15~17歳」「18~19歳」「20~21歳」「22~29歳」「30~39歳」「40~49歳」「50~59歳」「60~69歳」「70歳以上」の10段階に対応しています。
どちらの方が、自社のターゲットをよりピンポイントにターゲティングできるかチェックしておきましょう。
なお、YDAにあってGDNにはないターゲティング機能に「サーチターゲティング」があります。これは、ユーザーの検索履歴に基づいてターゲティングする機能です。
例えば、自社の広告キーワードが「東京 ホテル 安い」の場合、過去に「東京 ホテル 安い」と検索したことのあるユーザーに限定して広告を配信できます。
「過去○日以内に検索したユーザー」「過去に○回以上検索したユーザー」なども指定できるため、購入意欲の高いユーザーに対して効率的に広告を訴求できるのが強みです。
⑤広告ガイドラインの違い
GDNとYDAでは広告を配信するプラットフォームが異なるため、広告主が守らなければならない「広告ガイドライン」も異なります。
【GDN】
参照:GDN:Google 広告のポリシー – Google 広告ポリシー ヘルプ
【YDA】
参照:YDN:掲載制限、販売制限について – ヘルプ – Yahoo!広告
どちらの広告ネットワークでも、広告ガイドラインは時代の要請に応じて変更されます。
配信NGのコンテンツを配信してしまうと、広告の停止、最悪の場合は広告アカウントの凍結につながる恐れがあります。
広告出稿前には、必ず利用するプラットフォームの広告ガイドラインに目を通して、自社の広告がガイドラインを遵守しているか確認しましょう。
⑥予算管理方法の違い
最後に、GDNとYDAでは「ディスプレイ広告の予算管理方法」も異なります。
【GDN】
GDNの場合、ディスプレイ広告とリスティング広告の予算を同じ予算枠で管理します。
ディスプレイ広告とリスティング広告を両方運用する場合は、予算総額を決めたのちにそれぞれの広告に幾ら使うのかを設定する必要があります。
【YDA】
YDAでは、ディスプレイ広告とリスティング広告にそれぞれ別個の予算枠が設けられています。
GDNと比べると予算管理がシンプルなので、Web広告初心者にとってはYDAの方が運用しやすいかもしれません。
GDNとYDA、どちらを使うべきか悩んだら
理想はGDNとYDAの両方を運用すること
ディスプレイ広告を運用する際、理想的なのは「GDNとYDAの両方で広告を配信すること」です。
なぜなら、GoogleとYahoo!はそれぞれ媒体特性が異なり、両方のネットワークを利用した方がより幅広いユーザーにアプローチできるからです。
ディスプレイ広告の運用を続ける中で、GDNとYDAのパフォーマンスに差が生じることもあります。
その場合は、成果が出にくい媒体での広告配信を停止して、その分の予算を成果が出やすい媒体での広告配信に投下するのがおすすめです。
どちらか片方から始めたい場合は、GDN(Google広告)の方が始めやすい
両方使うべきとはいうものの、いきなり2つのWeb広告ネットワークを使いこなすのは簡単ではありません。
どちらか片方から運用を始めたい場合は、GDNの方がおすすめです。
理由としては、Google広告はYahoo!広告に比べてより幅広いユーザー層にアプローチできること、利用できるオプション機能が豊富なこと、ターゲティングが柔軟なことなどが挙げられます。
なお運用するにあたり、GDNでディスプレイ広告運用の要領を掴んだ後、YDAにも広告を展開することも可能です。
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